きょうのBL、これ読んだ。

BL書評ブログ。BL漫画、BL小説の読書感想文。作中のストーリーに触れていますのでネタバレ注意です。

銀座ネオンパラダイス ウノハナ 時代物BL、ウォルター中尉をもっと出してほしい

ウノハナさんの新刊銀座ネオンパラダイス (KARENコミックス)を読みました。

ウノハナさんの犬と欠け月 (マーブルコミックス)が大好きで新刊が出たら絶対買おうと決めていました。犬と欠け月については過去を振り返って、感想をいつか書きたいと思います。

 

銀座ネオンパラダイス (KARENコミックス)

銀座ネオンパラダイス (KARENコミックス)

 

 

評価 ★★★★☆

 

ここからネタバレ含む感想です。

 

 

 

時代は戦後の昭和。

表紙二人の恋愛なんだけど。GHQのウォルター中尉のほうが完全に好みでした!彼のユーモアがあるところや包容力、書かれた方が魅力的過ぎて、葵(主人公)はウォルター中尉を選ぶべきだよ~と思って読みました。

洋館に住んで、二人できゃっきゃうふふな生活を営むのですよ。もうね、これは葵とウォルター中尉がすでに恋仲で、元恋人で戦争から生きて帰って来た男と取りあうみたいなのが個人的には好みです※私の妄想です。

葵と隆彦(攻め)の二人には過去があるから、ウォルター中尉とは結ばれないのは当然なんだけど~。完全にウォルター中尉を推薦してしまう私としてはもっと彼を出してほしいと思っちゃったわけですね~。

とは言っていても、後半は私自身が葵に共感できる部分があって、涙を流してしまいました(笑)なんで泣いたんだろうか、自分でもわからん。

 

そうそう、昭和の銀座風景ってあんなんだったんだ。意外にも都会。ワ光があったよ。戦前戦後の銀座って想像したことがなかったな。