きょうのBL、これ読んだ。

BL書評ブログ。BL漫画、BL小説の読書感想文。作中のストーリーに触れていますのでネタバレ注意です。

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊2 夜光花 

夜光花さん、コンプリート企画絶賛実施中!

1巻が面白かったので、続けて不浄の回廊の続編の「二人暮らしのユウウツ」を読みました^^

 

二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊〈2〉 (キャラ文庫)

二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊〈2〉 (キャラ文庫)

 

 

さっそくネタバレ感想に入ります。

前回のあらすじつきです!

 

 

前回までの不浄の回廊は……

霊的なものは決して信じない西条と霊能力を持つ歩は中学の同級生で大人になってから再会する。西条君は歩が住むアパートの隣人だったのだ。西条君には中学の頃から変わらず、黒い影を纏っており、歩は霊能力を使って探り出そうとする。西条君の周りに漂う霊は女性関係が影響しているようだ。西条君は女にだらしない性格でその悪い癖が歩にも影響し、二人は体の関係を持つようになる。急接近したものの、西条君には死相が出てて、貞子風の女に命が狙われていることが判明。歩は助けようと奔走するがよくない方へと進んでしまう。歩は悪い霊に乗っ取られていたのだ!でも、歩の父親が現れて霊を払う。今度は正面突破で貞子風の女性と対峙するが聞きいれてもらえない。だが、西条君が現れて「こいつは運命の相手だ」と言い放つ!

 

すみません。前回の話をまとめきれない。頑張って慣れていきたいと思います。

 

そんなこんなで続編では、アパートの隣人から共に暮らす関係へと発展しています。一緒に暮らしてて、はたから見れば歩は西条の特別であることは間違いないのに、歩は不安でたまらないのです。西条君の周囲には女性が寄って来るからです。

 

開いて一ページ目のカラー。寝ている歩とネコをネクタイを解きながら、微笑んでいる西条はめちゃめちゃ歩のことを特別に思っているんじゃんって丸わかりなんですよね~。ほんと、歩は愛されているのに、西条君は決して好きだとか愛してるとか言ってくれない性格で不安が募るんです。

 

今回は歩が女性にモテる西条君にやきもきするお話です(←すごい要約。笑)過去の女のことも、現在寄って来る女も、西条君は俺のものだって歩は叫びたいのに言えないし、愛の言葉をちゃんと言われてないから歩は不安のようです。

 

でも、西条君はエッチなことが好きで、歩とのエッチが今までで一番相性が良いみたい(笑)開いて二ページ目のカラーは裸です!絶対に好きとは言わないけど、歩が好きだって伝わるんですよね~^^一作目もなんだかんだで、どんどん歩にハマってる西条の姿を見るのが好きだったけど、二作目もさらに追加されている感じです。

 

そんな愛の言葉を言わない西条ですが、歩に色々と伝えてないんですけど、実は母親に歩との関係を話しているんです。それに、周囲に歩と付き合っていることがバレテも構わないって言ってるんです。

それはどうしてかというと、西条は歩と出会っていなければ既に死んでいたからだと歩に伝えます。その告白シーンは、うるっと来ちゃいました。愛の言葉とか、もう通り越して一歩も二歩も三歩も前に進んでいるんだよ。西条は自分の相手は歩しかいないってわかってるんだよ。

 

そうそう、このエントリーでは全く触れていませんが(笑)実は今作でも歩の能力の霊がらみの事件が発生します。で、歩が自分の能力と西条君の世俗に塗れた生活の今後について決意するシーンがあるんですよ。これって、次なる伏線?? って思うのは深読みし過ぎかな。続編の発売が2010年で、既に5年が経過している。こんなに時間が空くと、さすがに不浄の回廊3はないよね。夜光花さんは忙しそうですもんね。

 

ごちそうさまでした♪

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