悪癖でもしかたない 中原一也 表紙に隠し切れない秘密が!
こんにちは。中原一也さんの「悪癖でもしかたない」を読み終わりました。エロいの一発が読みたかった時期に購入した(あ、日本語が変?)。
だって表紙がエロそうじゃん。
色気が漂う、悪い顔をした二人を見てください(笑)
この表紙はなんというか、本屋では購入しづらい。
ですが!
安心してください。
(本屋さんには)見えませんよ!
はい、黄色の帯がついて、ちょうど隠れているんです!
実は私自身、この表紙画像を見るまで気が付かなかったのですが、下半身はパンツ一丁で、手を突っ込まれているというものだったんです(笑)
なんという、計算された本のデザイン!
本は黄色いパンツを穿いてるんです(笑)
※とにかく明るい安村の安心してくださいが言いたかった~(*´з`)
ここからネタバレ感想です。
内容紹介
溺愛する弟の前では平凡な会社員、裏では株式市場でシノギを削る冷酷な極道──。
二つの顔を持つヤクザの鬼島に言い寄るのは、相棒で凄腕仕手師の伏見。いくら口説かれても仕事相手とは恋愛しないと、拒絶して二人で荒稼ぎする毎日だ。
ところがある日、弟に正体がバレてしまった!! 医師を目指す弟を裏社会には巻き込めない…
決別を選び喪失感に苛まれた鬼島は、ついに伏見に身を任せて!?
特別エロイのを期待していただけに拍子抜けでした。
いや、いたしていることはいたしているんです。その回数を言えば、複数回。でもね、ビッチ系ってエロのハードルがあがるのか、チラリズムがなくなるというのか、その点を忘れていました( 一一)
株とか賭博とかヤーサン用語とか、堅気の私には難しい言葉が多すぎ。なので、私はてんで追いつけませんでした(正直)※簡単な感想しか言えないという言い訳です。
伏見(攻め)と新渡戸(ヤーサン下っ端 その1)長浜(ヤーサン下っ端 その2)とのやり取りは面白かったです。
ラストでは、そこに鬼島(主人公・ビッチ・受け)の弟が加わり、伏見が子供っぽくなるのは良かった^^
伏見が俺のマグナムが~っていう古臭いセリフはややウケかな(笑)
強いて言うならば、もうちょっと恋愛色が濃いほうが楽しめたな。
限りなく少ないんだけど、伏見視点のときがあって、伏見の感情が読み取れることが出来るんです。その視点は良かった。
反対に鬼島のほうは終始一貫しています。弟のことには感情的になるけれど、伏見に関しては限りなく少ない。鬼島は気持ちよりも体が先に動くタイプなのかな? 組を抜けて伏見を助け(仇討ちかな?)に行ったりしますしね。
あ、絶縁と破門の違いを知りました!
おススメ度 ★★★☆☆ ヤーサン、ビッチが好きな方は是非。
評価からおススメ度にしました^^
ごちそうさまでした♪