きょうのBL、これ読んだ。

BL書評ブログ。BL漫画、BL小説の読書感想文。作中のストーリーに触れていますのでネタバレ注意です。

こんな身体に誰がした リオナ おじさんと甥っ子の美味しい……もとい、危ない関係

こんにちは。

先日、とある小料理屋さんで粕汁を食して、どえらい感動をしているアルです。こんな味を家庭でも再現したいと意気込み、酒粕を買ってまいりました。ちなみに関西では豚肉、関東(東日本?)では鮭を入れるのが普通ということでした。私は東よりの人間なので、鮭派なんですが。豚肉のほうが作るの楽そう、ということで豚肉を購入しました。この週末に作る予定です。料理をしていると「きのう何食べた?」を思い出します。

 

気を取り直して、BLレビューを再開したいと思います。

お待たせいたしましたー^^

 

リオナさんの「こんな身体に誰がした」です。こちらは雑誌のリンクスで後編だけを読んでいたのですが、事の次第を知らないので発売されたら買おうと思っていた作品です。

表題作のほか、「トビコイ」、「君に出会って恋を知る」と表題作の書下ろしが収録されています。

 

 

では、ここからネタバレ感想に入ります。

 

 

表題作「こんな身体に誰がした」

高校を卒業したばかりの主人公の一樹は大学の進学を機に叔父さんの明(42歳)の家に居候することになります。夢の一人暮らし、オナニー三昧の日々だぜ、イエイな計画は丸潰れとなります。それでも、憧れの叔父さんに会えることは嬉しいと思うけど、憧れの叔父さんから残念なおじさんに変貌しており、愕然とします。

叔父さんは自宅で仕事をするフリーのデザイナー。一樹は大学とバイトの日々の男二人のむさくるしい生活が始まるのでした。

一樹のオナニー三昧だせ、イエイという願望ですが、実はちょっと特殊な性癖を持っていました。なんと、足の指の間を擦りながらするという特殊っぷり。

まあ、定番なんですけど、予定よりも早く帰宅したおじさんに見られちゃいます。これは可愛そう。

ちょぴっと二人はすれ違うのだけど、叔父さんの頑張りと暴露により問題解決。

でもね、なんと、叔父さんは足フェチでした!!!このおじさん、ぶっ飛んでいまして、一樹の性癖を知って、叔父さんが「可愛がってやる」とオナニーを手伝ってくれます(すでにオナニーではないけどw)

そして、更に明かされる事実。一樹がどうして足の指の間が感じるのか。これは叔父さんが小学生の頃の一樹の足を触って目覚めさせてしまったからなのでしたw

 

実は叔父さんが考えた企画を一樹は知らずに見ていて、「すげえなぁ」って見ているというシーンがあったりしますが。その辺りは割愛w 

 

きっかけはそんな感じで、二人の生活は一変します。互いの性癖を満たすようになるのです。

後編は叔父さん視点となります。この叔父さん視点がいいんです。叔父さん視点から見る一樹は可愛いんです。一樹視点だと、ツンケンして空回り感が半端ないのです。

叔父さんは自覚もない状態ですでに一樹にハマっているんですよ。でも、甥っ子だし、まずいよな~って。

いやいや、「可愛がってやる」って時点で完全にアウトですよ!

叔父さんは距離を置こうとするんですけど、一樹はうるって泣きだしちゃうんです。そしてブチギれる!洗いざらい思いの丈をいう訳です。

それを聞いて、ようやく叔父さんは覚悟を決める。長く生きてる分、ずるいのでしょうかね~。あんた、一樹に全部を言わせてるじゃねえか(;一_一)

一樹君、頑張ったかいがありました。

はーい、ここで結ばれます。

 

このえつちがまたイイんです!

それは読んで確認してください(´-`*)

 

続編がみたいな。この話。設定的には普通なんですけど、叔父さん視点からの一樹の可愛さがたまんないんだよね~。続編あるかしら?

 

書下ろしでは、過去のお話が書かれています。こちらも良かったですよ^^

 

他の読み切り、「トビコイ」のカップルは好みでした~。もう一作「君に出会って恋を知る」は萌えシーンがなかった。続きの話があれば違ったと思います。

 

では、ごちそうさまでした♪